現地時間12月17日、EAFF E-1サッカー選手権の第3戦が行われた。女子日本代表“なでしこJAPAN”が、ホスト国の韓国を1-0で下し、4大会ぶりの優勝を果たした。
世界ランク10位、2連勝中の“なでしこJAPAN”は、4大会ぶり3度目のタイトルを懸けて開催国の韓国と対戦。同ランク20位の韓国は、1勝1分けで2位のため、日本は引き分けでも優勝ができる優位な状況で試合に挑んだ。
3連勝での優勝を目指す女子日本代表は、立ち上がりから攻め込むものの、ペナルティエリア内で崩し切ることができない。負傷離脱した岩渕真奈(レオネッサ神戸)と長谷川唯(日テレ・ベレーザ)ら攻撃陣を牽引する選手の不在の影響を感じさせ、前半は0-0で折り返す。
後半も攻め込む日本は、韓国のカウンターに苦しめられながらも、積極的な姿勢を崩さない。すると、その姿勢が実を結ぶ。試合終盤の後半40分、籾木結花(日テレ・ベレーザ)の左足のシュートが韓国DFの腕に直撃する。ハンドの判定から得たPKを、籾木自身が決め、“なでしこJAPAN”が先制。これが決勝点となり、日本が1-0で韓国を下し、全勝優勝を果たした。