バドミントン、ワールドツアーファイナルで桃田、奥原、遠藤&渡辺、高橋&松友が決勝へ

奥原希望選手

バドミントンのワールドツアーファイナル、各競技の準決勝が15日行われた。

男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)はソン・ワンホ(韓国)をストレートで下し、決勝進出。決勝では石宇奇(中国)と戦うことになり、奇しくも2018年の世界選手権決勝と同カードになった。

女子シングルスでは準決勝で奥原希望(日本ユニシス)と山口茜(再春館製薬所)の日本人対決が実現。奥原が2−0で山口を撃破し、今月2日の全日本選手権決勝でのリベンジを果たした。ファイナルで奥原は、リオデジャネイロ五輪の準決勝で敗れたプサルラ・V・シンドゥ(インド)と戦うことに。

男子ダブルスでは遠藤大由&渡辺勇大(日本ユニシス)がデンマークペアを下し、決勝進出。同女子の準決勝では高橋礼華&松友美佐紀(日本ユニシス)が第1ゲームを先取し、第2ゲームの途中に対戦相手の中国ペアが棄権したため、決勝へと駒を進めた。

女子ダブルス準決勝のもう一試合では、松本麻佑&永原和可那(北都銀行)が韓国のペアに敗れ、決勝での日本人対決は実現しなかった。

混合ダブルス準決勝では、渡辺勇大&東野有紗(日本ユニシス)が中国のペア相手に第3ゲームまでもつれる熱戦を演じたものの、1−2で敗れ惜しくも決勝進出はならなかった。

この結果、日本勢は混合ダブルスを除く各競技で1人(1組)ずつ決勝進出を果たす結果となった。各競技の決勝は現地時間16日に行われる。

もっと見る