全豪オープンの女子シングルス決勝が1日行われ、21歳の新鋭ソフィア・ケニン(アメリカ)がガルビネ・ムグルッサ(スペイン)を下してグランドスラム初制覇を果たした。
WTAランキング15位ケニンvs32位ムグルッサという伏兵同士によるファイナルとなったが、第1セットは4-6でムグルッサが先取。
だがここから21歳ケニンが地力を見せ、第2セットを6-2で取り返すと、ファイナルセットも6-2で取り、セットカウント2-1で逆転勝利を飾った。
ケニンはこれまで4大大会の最高成績が2019年全仏の4回戦進出という実績だったが、そこから大きく飛躍し、グランドスラムウィナーとなった。試合後、表彰式のスピーチでは「これまで遠いものだと思っていた夢がついに実現した。本当にこれは言葉にならない嬉しさ」と戴冠の喜びを語っている。
一方でムグルッサは2016年の全仏、2017年の全英に続く3つ目のビッグタイトルはならず、惜しくも準優勝に終わった。