スペイン紙「バルサの久保流出は近年で最大の過ち」

スペイン紙が久保を買い戻さなかったバルサの判断を批判している

スペイン紙『AS』はバルセロナが男子サッカー日本代表MF久保建英を流出させたことについて「近年犯した最大の過ち」だと報じた。

久保は2015年までバルセロナの下部組織に所属。同クラブが18歳未満の外国人選手移籍についての規定違反による制裁を受けたため、移籍を余儀なくされ、日本へと復帰していた。しかし、バルセロナは久保を買い戻さず、その間にライバルクラブであるレアル・マドリーに久保を“さらわれた“かっこうとなった。

『AS』は「久保と接したバルセロナのスタッフはみな口を揃えて彼がトップチームへ昇格するという意見に賛同していた」とし、久保を手放したバルセロナの選択を疑問視。

ホセ・セグラGMが久保の代理人からの買い戻しを要請を無視したことを挙げ、「カルレス・プジョルやシャビをトップチームへと昇格させたジョアン・ビラなら久保復帰のための助言をしただろう。しかし、ビラは現在バルセロナの職員ではない」と現体制を批判した。

また、バルセロナが久保の買い戻しをせず、新加入のオランダ代表MFフレンキー・デヨングの代理人の息子を獲得した点も指摘した。

一方の久保は新天地のレアル・マドリーで早速トップチームのトレーニングに参加。今夏チェルシーより加入したアザールと談笑し、ミニゲームでは世界トップクラスの守備陣をかいくぐってゴールを決めるなど、早速自分の武器をアピールしている。

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