FIS(国際スキー連盟)スキージャンプワールドカップ(W杯)女子個人第4戦(ヒルサイズ=142m)が、現地時間1月31日にティティゼー・ノイシュタット(ドイツ)で開催され、髙梨沙羅(クラレ)が2位。今季2度目の表彰台に上がった。
髙梨は1本目136.2点、2本目127.3点の合計263.5点。2本とも好ジャンプだったものの、2連勝を達成したマリタ・クラーマー(オーストリア)にわずか2.2ポイント届かなかった。3位のシリエ・オプセト(ノルウェー)は、2戦連続の表彰台。伊藤有希(土屋ホームスキー部)は9位、丸山希(明治大学)は16位、岩渕香里(北野建設SC)は23位、勢藤優花(北海道ハイテクアスリートクラブ)が24位だった。
髙梨はW杯総合順位で2位となっている。
同日にドイツ・ビリンゲンで行われたW杯男子個人第17戦では、ハウヴォル=エグナー・グランルード(ノルウェー)が2連勝。2位にピオトル・ジワ(ポーランド)、3位にマルクス・アイゼンビヒラー(ドイツ)が続く。13位の佐藤慧一(雪印メグミルクスキー部)が日本勢トップ。小林陵侑(土屋ホームスキー部)は14位、中村直幹(東海大学札幌スキークラブ)は25位、伊東大貴(雪印メグミルクスキー部)は37位だった。佐藤幸椰(雪印メグミルクスキー部)は45位。この日、ビリンゲンでは強風のため、2本目が行われなかった。
女子の次戦は2月5日からオーストリア・ヒンツェンバッハで行われる個人第5戦。男子は2月6日から、ドイツ・クリンゲンタールで個人第18戦が行われる。