【サッカー】ラ・リーガ第35節:久保建英が今季4点目…チーム白星で降格圏脱出に前進

1 執筆者 渡辺文重
チームの1部残留に向け、活躍を見せる久保建英

スペインサッカー1部ラ・リーガ第35節10試合が、現地時間7月7日から10日かけて開催された。エイバルの乾貴士は、レガネス戦の62分から出場。マジョルカの久保建英はレバンテ戦に先発出場し、84分に今季4点目となるゴールを記録する。試合は2-0でマジョルカが勝利を収めた。

20チームの2回戦総当たり、全38節で争われるラ・リーガは、下位3チームが2部に降格する。久保が所属するマジョルカは第34節を終えた時点で、勝点29の18位。残留圏内の17位アラベスとの勝点差は6となっていた。残留のため、マジョルカにとって負けられない一戦に、久保は11試合連続での先発出場を果たす。

試合は40分、コロンビア出身のクチョ・エルナンデスがゴールを決め、マジョルカが先制。1-0で迎えた84分、久保は自身のドリブルで相手ペナルティエリアまでボールを運んでシュート。このシュートは相手GKに防がれるも、その後の流れから再びボールが久保に回ってくると、左足を振り抜いてゴールネットを揺らした。久保は86分に交代で退くも、試合は2-0でマジョルカの白星となった。

17位のアラベスは10日、首位のレアル・マドリーと対戦して0-2の敗戦。この結果、17位アラベスと18位マジョルカの勝点差は3に縮まった。久保の活躍はラ・リーガ公式Twitter(ツイッター)でも「KING KUBO」と紹介されている。

乾所属のエイバルはスコアレスドロー。勝点36で15位となっている。ラ・リーガ上位は、勝点80でR・マドリーが首位。勝点差4のバルセロナまでが、優勝の可能性を残している。

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