エールディヴィジの選手登録が済んだフィテッセの本田圭佑は、次節24日に行われるスパルタ戦で先発出場する可能性が高いようだ。
CSKAモスクワ時代の恩師であるロシア人指揮官、フィテッセを率いるレオニード・スルツキは久しぶりに再会した教え子に、絶大な信頼を寄せている。オランダメディア『De Stentor』が同監督の言葉を伝えた。
「ホンダはスピードがあるタイプではないね。だけどピッチ上では適応能力があり、素晴らしいテクニックを持っている。これまで私が一緒に仕事をしてきた中でも最高の選手の1人と言えるよ」
スパルタ戦に向けてフィテッセ指揮官は「彼は中盤と前線をつなぐ役割として期待している。我々はトップ下のポジションに創造性を必要としていたんだ」と発言。新加入の本田をいきなり“10番”の位置で起用することを示唆している。
前所属のメルボルン・ヴィクトリーで、本田が最後に出場したのは5月22日。それから半年近く経過しているが、指揮官スルツキはCSKAモスクワ時代からよく知る教え子について、ブランクは関係なくピッチに送り出すことを示唆している。
エールディヴィジの次節、スパルタvsフィテッセの一戦は日本時間24:45キックオフとなる。本田にとってはVVVフェンロ時代以来、約10年ぶりのエールディヴィジ復帰戦となる見通しだが、初戦からいきなり結果を残すことができるのだろうか。