レアル・マドリーのスペイン代表キャプテン、セルヒオ・ラモスが東京オリンピックのピッチに立つことになるかもしれない。
スペインメディア『エル・ムンド』はS・ラモスについて「2020年はEURO2020と東京オリンピックの両コンペティションでプレーすることを目標にしているようだ」と紹介。
「2020年の夏、地平線の向こうで、S・ラモスにとってモチベーションが高まる大会が開かれる予定になっており、彼はその大舞台を照準に合わせている」
「その挑戦は東京オリンピック。直前に行われるEURO2020も含め、2つの大会にS・ラモスは挑むつもりのようだ。五輪については基本的にU-23の代表が主体となるが、オーバーエイジ枠に入ることになるだろう」
記事では「東京で金メダルを獲得することはS・ラモスにとって大きな夢。U-23指揮官ルイス・デ・ラ・フエンテにとっても、ベテランの経験とクオリティーはチームにとって頼れる宝石となるだろう」と伝え、S・ラモスが東京五輪に出場する方向性で話が進んでいると強調した。
オリンピックのサッカー競技において、スペインは過去10大会に出場。1920年のアントワープ五輪で銀メダルを獲得。それから72年が経過し、母国開催となった1992年のバルセロナ五輪では金メダルに輝き、2000年のシドニー五輪決勝では決勝でカメルーンに敗れ、銀メダルに終わった。この3大会でスペインはメダルを獲得している。
スペインは東京オリンピックのヨーロッパ予選も兼ねているU-21欧州選手権2019で優勝し、すでに五輪行きの切符も手にしている。
もし東京五輪のU-23スペイン代表にOA枠で、フル代表167キャップを刻んでいるS・ラモスが入るとなると、スペインにとって頼れる支柱になることは間違いない。