現地時間の12月18日、EAFF E-1サッカー選手権で、日本代表“森保ジャパン”は第3戦でホスト国の韓国と対戦。敵地で0-1で敗れ、優勝を逃した。優勝した韓国は、3大会連続5度目。
ともに2連勝同士の対戦ながら、得失点差で優位に立つ日本代表。引き分け以上で優勝という条件を活かせなかった。優勝には、勝利しかない韓国代表は、立ち上がりから積極的に前に出る。ロングボールをうまく使いながらスピード溢れる攻撃で日本を押し込むと、再三チャンスを作る。
どうにか我慢してきた日本代表だが、前半28分に試合が動く。カナダのバンクーバー・ホワイトキャップスでプレーする黄仁範が、ペナルティエリア手前から左足一閃。鋭い弾道のボールが、日本のゴールに突き刺さった。
その後も韓国の勢いに飲まれ、後手に回り続けた日本代表は、そのまま打つ手なく試合終了を迎えた。日本代表と同様に韓国代表もソン・フンミン(トッテナム)ら欧州主力組を欠いており、チームの完成度、選手層の厚さで差を見せつけられる結果となった。