クライミングW杯モスクワ大会、日本から8選手がスピードに出場も予選突破はならず

ボルダリングに続き、スピードもW杯シーズンが始まった(写真はアジアン・ビーチ・ゲームスのもの)

クライミングW杯第2戦モスクワ大会は、現地時間12日に開幕し、男女スピードが行われた。日本勢は男女合わせて8選手が出場したが、予選突破はならなかった。

男子は昨季のスピード年間ランク1位、バサ・マウェン(フランス)が優勝。今季もスピードの開幕戦でその実力を発揮して見せた。

日本勢は5選手が出場。土肥圭太(鹿児島県山岳・スポーツクライミング連盟)が6.831秒で日本勢トップの29位に入ったが、予選突破には0.693秒及ばなかった。他の日本勢は、藤井快(TEAM au)が7.247秒で42位、石松大晟(Base Camp)が7.353秒で46位、杉本怜(マイナビ)が7.502秒で49位、スピードジャパンカップ優勝の池田雄大(順天堂大)は7.967秒で61位だった。

女子では18歳のイ・リン・ソン(中国)が、昨年の年間総合1位アノク・ヤウバート(フランス)を決勝で破って初優勝を飾った。

10.102秒を記録した伊藤ふたば(TEAM au)が日本勢最高の42位。予選突破には2秒及ばなかった。中村真緒(青山学院大)は11,438秒で60位、平野夏海(国士館高)は13.934秒で72位だった。スピードジャパンカップを制した野中生萌(TEAM au)は出場しなかった。

大会2日目の13日には男女ボルダリングの予選が行われる。

もっと見る