現地時間9月10日にシュタルク・アレナ(セルビア・ベオグラード)で開幕したUWW(世界レスリング連合)世界選手権2022は18日、大会最終日を迎えた。男子フリースタイル61・65・97キロ級のメダルセッションを実施した。
■樋口黎が決勝進出
男子フリースタイル61キロ級では、リオデジャネイロ2016(57キロ級)銀メダルの樋口黎(ミキハウス)が決勝に登場。Tokyo2020(57キロ級)5位のレザ・アトリ(イラン)と対戦した。樋口は第1ピリオドの終盤にスコアを10-0とし、テクニカルフォール勝ち。初出場の世界選手権で金メダルを獲得している。
日本は樋口のほか、男子フリースタイルでは70キロ級の成國大志(MTX GOLDKIDS)が金メダル。国別対抗得点は70点で、アメリカ合衆国(198点)、イラン(150点)に続く3位だった。
日本は女子では9つのメダルを獲得(金5・銀1・銅3)し、国別対抗得点190点で2013年以来の8大会連続優勝。男子グレコローマンは銅メダル2個を獲得し、国別対抗得点32点で14位だった。
公式サイト:World Championships(UWW)
レスリング
10日 - 18日 9月
レスリング | 世界選手権 | ベオグラード - セルビア
■日程・放送予定
【日程】
9月10日(土)
- 男子グレコローマン 55・72・77・87kg級/1回戦~準決勝
9月11日(日)
- 男子グレコローマン 63・67・82・97kg級/1回戦~準決勝
- 男子グレコローマン 55・72・77・87kg級/敗者復活戦・3位決定戦・決勝
9月12日(月)
- 男子グレコローマン 60・130kg級/1回戦~準決勝
- 男子グレコローマン 63・67・82・97kg級/敗者復活戦・3位決定戦・決勝
- 女子 55・62kg級/1回戦~準決勝
9月13日(火)
- 女子 50・53・65・76kg級/1回戦~準決勝
- 女子 55・62kg級/敗者復活戦・3位決定戦・決勝
- 男子グレコローマン 60・130kg級/敗者復活戦・3位決定戦・決勝
9月14日(水)
- 女子 57・59・68・72kg級/1回戦~準決勝
- 女子 50・53・65・76kg級/敗者復活戦・3位決定戦・決勝
9月15日(木)
- 男子フリースタイル 70・79・86・125kg級/1回戦~準決勝
- 女子 57・59・68・72kg級/敗者復活戦・3位決定戦・決勝
9月16日(金)
- 男子フリースタイル 57・74・92kg級/1回戦~準決勝
- 男子フリースタイル 70・79・86・125kg級/敗者復活戦・3位決定戦・決勝
9月17日(土)
- 男子フリースタイル 61・65・97kg級/1回戦~準決勝
- 男子フリースタイル 57・74・92kg級/敗者復活戦・3位決定戦・決勝
9月18日(日)
- 男子フリースタイル 61・65・97kg級/敗者復活戦・3位決定戦・決勝
【放送予定】
ネット:olympics.com
■代表選手
男子グレコローマン
- 55kg級 塩谷優(拓大)
- 60kg級 文田健一郎(ミキハウス)
- 63kg級 池田龍斗(日体クラブ)
- 67kg級 遠藤功章(東和エンジニアリング)
- 72kg級 堀江耐志(自衛隊)
- 77kg級 屋比久翔平(ALSOK)
- 82kg級 岡嶋勇也(警視庁)
- 87kg級 角雅人(自衛隊)
- 97kg級 鶴田峻大(自衛隊)
- 130kg級 園田新(ALSOK)
女子
- 50kg級 須﨑優衣(キッツ)
- 53kg級 藤波朱理(日体大)※9月7日付出場辞退
- 55kg級 志土地真優(ジェイテクト)
- 57kg級 櫻井つぐみ(育英大)
- 59kg級 元木咲良(育英大)
- 62kg級 尾﨑野乃香(慶大)
- 65kg級 森川美和(ALSOK)
- 68kg級 石井亜海(育英大)
- 72kg級 古市雅子(自衛隊)
- 76kg級 鏡優翔(東洋大)
男子フリースタイル
- 57kg級 長谷川敏裕(三恵海運)
- 61kg級 樋口黎(ミキハウス)
- 65kg級 山口海輝(日体大助手)
- 70kg級 成國大志(MTX GOLDKIDS)
- 74kg級 高谷大地(自衛隊)
- 79kg級 髙橋夢大(日体大)
- 86kg級 白井勝太(クインテット)
- 92kg級 高谷惣亮(ALSOK)
- 97kg級 石黒峻士(新日本プロレス職)
- 125kg級 山本泰輝(自衛隊)