車いすテニスの国枝慎吾が現役引退...グランドスラム歴代最多50回優勝、4個のパラリンピック金メダル

車いすテニスで4個のパラリンピック金メダルを獲得している国枝慎吾は1月22日、自身のSNS上で現役引退を発表した。2月7日に記者会見を開く予定となっている。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
国枝慎吾/東京2020パラリンピック車いすテニス男子シングルス金メダル
(2021 Getty Images)

車いすテニスの国枝慎吾が1月22日、自身のSNSで現役引退を発表した。

グランドスラムで歴代最多通算50回優勝(男子シングルス28勝、男子ダブルス22勝)を誇る国枝は、2021年に行われたTokyo2020男子シングルスを制覇。ダブルスと合わせ通算4個目のパラリンピック金メダルを獲得した。2006年に初めて男子シングルス世界ランキング1位を記録すると、2022年に10回目の年間最終世界ランキング1位に立っている。

国枝は引退について「東京パラリンピック後からずっと考えていた」と明かし、2022年念願のウィンブルドン男子シングルス初優勝を果たした後は「ツアーで戦うエネルギーが残り僅かである事を感じる日々」だったと振り返った。現役引退を決断した理由は、「昨年10回目の年間王者になった事」であるとしている。

また2月7日に記者会見を開き、そこで「気持ちを詳しくお伝えしたい」としている。

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