日本代表が6トライで白星発進…チリ代表に42-12の快勝、ボーナスポイントもゲット|ラグビーワールドカップ2023

15人制ラグビー男子日本代表は9月10日、ラグビーワールドカップ2023の大会初戦でチリ代表と対戦。アマト・ファカタヴァらが計6トライを決めて、42-12で白星発進を決めた。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Amato Fakatava
(2023 Getty Images)

9月8日に開幕したラグビーワールドカップ2023フランス大会。15人制男子日本代表・BRAVE BLOSSOMS(世界ランキング14位)は現地時間10日、スタジアム・ド・トゥールーズでチリ代表(同23位)との初戦を迎えた。

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両チームのスターティングメンバーは以下の通り。

先手を取ったのはチリ。前半5分、ロドリゴ・フェルナンデスがトライし、コンバージョンゴールも成功する。日本は0-7といきなり追いかける展開になったが、それでもすぐに追いつく。前半7分にアマト・ファカタヴァのトライで5点を返し、松田力也のキックも成功させて、7-7と試合を振り出しに戻した。

日本は31分、スクラムからジョネ・ナイカブラがトライ、松田のコンバージョンゴールで14-7と逆転。前半終了間近の40分にはファカタヴァがこの日2つ目のトライを奪って、21-7と点差を広げて折り返した。

後半最初のトライはまたしてもチリ。アルフォンソ・エスコバルがトライで5点を追加したが、キックは外れて21-12とした。しかし、その後は日本が試合の流れを渡さず。後半13分にリーチマイケルが中央を破ってトライを挙げると、31分には中村亮土、40分にはワーナー・ディアンズもトライ。松田はこの日のキック6本をすべて成功させて、42-12で初戦を飾った。

なお、4トライ以上決めたことで、日本はボーナスポイントも獲得。勝利で与えられる4ポイントと合わせて、初戦で勝ち点5を積み上げた。

日本は17日(日本時間18日)、スタッド・ド・ニースでイングランド代表(世界ランキング8位)とのプール2戦目に挑む。

■日本代表の日程(日本時間)

■W杯日本代表登録メンバー

※8月28日付。コンディション不良によりヘルウヴェ、中野将伍が離脱。アマト・ファカタヴァ、下川甲嗣を登録。