東京2020オリンピックの女子7人制ラグビーで金メダルを獲得したニュージーランド代表は、3月5日(日)に行われたHSBCワールドラグビーセブンズシリーズ・バンクーバー大会で優勝して勝ち点を98へと伸ばし、パリ2024オリンピック出場を確かなものとした。
「ブラックファーンズ」の愛称で知られるニュージーランド代表は、バンクーバー大会の決勝でオーストラリア代表と対戦し、19-12でオーストラリアを下して優勝。この2チームが決勝で対戦したのは21回目。
今季5大会のうち4大会で優勝を飾っているニュージーランドは、この勝利により、今季の女子セブンズシリーズでトップ4入りを果たすことが決定。上位4チームに与えられるパリ2024オリンピックへの出場権を獲得することになる。
現在、総合ランキング2位にはオーストラリア、3位にはアメリカ合衆国が入っており、次戦となるホンコン・チャイナ大会(3月31日〜4月2日)で、それぞれ9位、8位に入るとそれぞれトップ4でシリーズ終えることが決まり、パリ2024出場権獲得となる。
世界のトップ12チームをコアチームとして行われている今季のワールドラグビーセブンズシリーズには日本女子代表チーム「サクラセブンズ」も参戦しており、サクラセブンズは現在総合ランキング9位となっている。