【ラグビー】15人制女子日本代表、豪州代表から金星…先制トライの大塚朱紗「チームメイトのおかげ」

1 執筆者 渡辺文重
OTSUKA Ayasa
(Getty Images)

オーストラリア遠征中のサクラフィフティーン(15人制ラグビー女子日本代表)は5月10日、クイーンズランド州ゴールドコーストのボンド大学でワラルース(豪州代表)とテストマッチを実施。12-10で勝利を収めた。日本は過去に3回、豪州と対戦。いずれも黒星を喫していた。

南早紀キャプテン

「今回の遠征でフィジーと、そして格上のワラルースに勝つことができ、私たちがやってきたことをグラウンドで出すことができて本当にうれしい。ラグビーワールドカップに向けて、新しいスタートラインに立つことができた。またひとつ高いスタンダードで、ベースを積み上げていき、ピラミッド状に高めていける」

大塚朱紗

「タフな試合になることは分かっていたので、常に冷静に判断することを意識して臨んだ。先制トライは、ハードワークしてくれるチームメイトのおかげで取れたと思っている。チームとして、どんな状況でもワンチームで戦えたことが今日の勝利、遠征3試合全勝につながった。ワールドカップでの目標達成のために、まだまだ努力して、成長し続けたい」