ジョーダン・バローズ、上田藍に学ぶビジュアライゼーション
ロンドン2012レスリング金メダリストとアジア制覇2回の実績を誇るトライアスロン女王が、ビジュアライゼーションを活用してパフォーマンスを高めるためのヒントを明かす。
ブリヂストンと_Olympic Channelがお届けする_「Olympic State of Mind」には、最高の自分を手に入れるためのヒントがいっぱい。その重要なテクニックの一つがビジュアライゼーションだ。
自分がしたいこと、あるいはどのように体を動かしたいのかを具体的にイメージすることで、目標達成に向けてやらなければならないことに意識を集中しやすくなる。
競技会場とその環境に慣れることから、チームのユニフォームを着ることまで、達成したいことの視覚化に役立つ方法はいくつもある。
レスリング – ジョーダン・バローズ
リオ2016で不甲斐ない成績に終わったアメリカの**ジョーダン・バローズ** は、心身ともにワンランク上のレベルを目指すことに打ち込んだ。
ロンドン2012 金メダリストは、翌2017年に自身4度目の世界タイトルを獲得。表彰台の頂点に立つことができる実力を改めて示した。
バローズは自身の力を最大限に引き出すビジュアライゼーションエクササイズを幅広く用意しており、トレーニングで行き詰まった際にそれらを活用している。
「時間にして30秒から1分ほど。トレーニングの終盤、疲れて逃げ出したくなる頃に役立てている。自分が戦う相手も同じように、あるいはそれ以上に厳しい練習に打ち込んでいると意識するんだ」
「そのトレーニングをやり遂げるには、心で何かを思い描く必要がある。その目標の達成と、その勝負に備えるために役立つ何かをね」
さらにバローズは、勝利を意識するのではなく、「自分のパフォーマンスだけを考える」ことを重視している。
「自分にとってビジュアライゼーションとは、最高の自分になることに尽きる。6分間を戦い抜く準備を整えれば、その勝負を最後まで戦うことができる。自分はポイントを奪われないし、強く、タフに、どんなポジションでも戦うことができて、勝利を収めることができる。仮にそうならなかったとしても、ベストを尽くしたのだから後悔することはない」
トライアスロン - 上田藍
アジア選手権で優勝6回、2014年アジア競技大で2冠を達成している上田藍は、日本の「鉄女」として知られている第一人者だ。
現在36歳のベテランは、2005年のアジア初制覇以来、長きにわたって成功を収め続けている。
結果を残せない時期もあったが、その都度復活して表彰台の頂点に立ち続けてきた。
2018年10月に2年半ぶりの勝利を収めた上田は、翌2019年にITUワールドカップで4勝をマーク。自身5度目のアジア制覇も果たし、充実した1年を過ごした。
あふれんばかりの自信は、上田の最大の武器の一つだ。_Olympic Channel_には「自分で自分の可能性を信じられなければ、目標の達成が困難になる」と語った。
ビジュアライゼーションも活用し、さらなる高みを目指す彼女は「笑顔の大切さを理解して」と強調する。
「何かを実現した喜びを心に描くこと。良い時も悪い時も笑顔を絶やさないで。笑顔はいつでもできることだから」
「その笑顔で、自分を応援してくれる人たちを仲間にしてください。この流れを一緒につくり、ずっと見守ってくれた人たちと勝利を分かち合えるなんて最高です」
「Olympic State of Mind」で成功を視覚化しよう
Olympic State of Mind はOlympic Channelのライブコンテンツで、チーム・ブリヂストンのアスリート・アンバサダーであるPVシンドゥ、アリソン・フェリックス、トーマス・レーラー、アリアーン・ティトマスが登場。
モチベーション、マインドフルネス、ビジュアライゼーセンを高める動画のほか、Olympic Channelポッドキャストのスペシャル版も提供。