北京2022冬季オリンピックの大会6日目となる2月10日、男子アルペンコンバインドが行われ、オーストリアのヨハネス・シュトロルツが優勝した。メダリストは以下の通り。
- 金メダル:ヨハネス・シュトロルツ(オーストリア)
- 銀メダル:アレクサンデル・オーモット・キルデ(ノルウェー)
- 銅メダル:ジェームズ・クロフォード(カナダ)
金メダルを獲得したシュトロルツは、父のフーベルト・シュトロルツもオリンピアンで、34年前のカルガリー1988でも同じ種目で金メダルを獲得。親子2代にわたる金メダルとなった。勝利後のインタビューで父親について触れ、「父の写真やメダルを思うと、涙が止まりません。ただただ、夢が叶った。そう思います」と語った。
さらに、「これまで犠牲にしてきたものや、努力がすべて報われました。決して諦めないという例を示せたと思います。自分自身を信じるならば、チャンスをつかみ、前進し続けなければなりません」と付け加えた。
一方、銅メダリストのクロフォードの叔母もオリンピアンで、札幌1972に出場しアルペンスキー女子スラローム(回転)で4位の成績を残した。