北京2022冬季オリンピックの大会3日目となる2月7日、スノーボード男子スロープスタイル決勝が雲頂スノーパークで行われ、カナダのマックス・パロットが90.96ポイントで優勝した。濵田海人は8位、大塚健は10位。メダリストは以下の通り。
- 金メダル:マックス・パロット(カナダ)90.96
- 銀メダル:スー・イミン(中華人民共和国)88.70
- 銅メダル:マーク・マクモリス(カナダ)88.53
2本目終了時点で10位だった濵田は、3本目で決勝3本のうちベストな滑りを見せ、満足そうな表情を浮かべた。
地元ファンを沸かせたのは17歳のスー・イミン。決勝2本目で88.70を記録し2位につけ、3本目でもそのままの順位で銀メダルが確定した。スー・イミンは、ゲレンデで活躍するのみならず、映画界でも才能を発揮し、ツイ・ハーク監督の『タイガー・マウンテン 雪原の死闘』(2014年)をはじめ、数々の映画に出演している。
一方、日本からは濵田と大塚のほか飛田流輝、國武大晃が同種目に出場し、6日行われた予選で、飛田が予選19位、國武が21位となり予選敗退となった。