イ・ボミが2023年度シーズンで日本ツアー引退...2015、16年には2シーズン連続賞金女王

延田グループは2月27日、同社所属の女子プロゴルフ選手であるイ・ボミが2023年度シーズンで日本ツアーを引退すると発表。韓国出身のイ・ボミは2007年に同国でプロ転向をし、2011年から日本のJLPGA（日本女子プロゴルフ協会）ツアーに参戦した。2012年の「ヨコハマタイヤ PRGR レディスカップ」でJLPGAツアー初優勝すると、その後は通算21勝をマーク。2015年と2016年には賞金女王に輝いている。

現時点で2023年のJLPGAツアーには4トーナメントへの出場が確定。10月19日から10月22日にかけて、マスターズゴルフ倶楽部（兵庫県三木市）で開催される「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」が引退試合となる。その他は「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント（3月2日～5日）」、「アクサレディスゴルフトーナメントin MIYAZAKI（3月24日～26日）」、「アース・モンダミンカップ（6月22日～6月25日）」。

また引退後はプライベートの時間を取りながら、引き続きゴルフ界で活動をしていく予定としている。

延田グループから発表されたイ・ボミのコメント全文は以下の通り。

こんにちはイ・ボミです。

23年シーズンが始まりますね。

私は今年、日本ツアー最後のシーズンを過ごそうとしています。JLPGAに2011年に初めて挑戦して13年目になりました。振り返ると、とても長い時間だったと思うし誰よりも楽しく幸せにツアー生活を送りました。多くの方々の助けのお陰で、これまでのシーズンを健康に最善を尽くせたことに心より感謝申し上げます。心配事なく試合だけに集中できるよう、 手厚いサポートをしてくださったスポンサーの方々、多くの瞬間を共にしてくださったファンの皆様、家族のようなスタッフたち、そして競争の中でも共感できる仲になってくれたJLPGA選手たちにも心から感謝します。
日本ツアー引退を決めるまで 本当にたくさん悩みましたが最後のシーズンは私を応援してくださる 多くの方々と幸せな瞬間を逃すことも心残りもなく、楽しく終えたくて シーズン前にこうやって発表することになりました。

本当にたくさんの愛をくださって とても幸せでした。

今シーズンも幸せに日本ツアー選手生活に集中して最善を尽くす姿をお見せします。

本当にありがとうございます。