**カースティ・ミュアーは、北京2022冬季オリンピック**に出場するイギリス最年少選手だが、フリースタイルスキー女子ビッグエアでは、彼女の経験をはるかに超えるパフォーマンスを披露した。
それは、彼女の父ジムとスコットランドにいる家族、そして彼女のチームGBサポーターたちを誇らしげにさせた。
昨年、世界選手権デビューを飾ったばかりの17歳は、スターが揃う北京2022で多くの注目を集めた。同競技は最終的に**エイリング(アイリーン)グーが優勝し、テス・ルドゥーが銀、マチルド・グレモー**が銅メダルを獲得した。
冬季オリンピックデビューを果たしたミュアーは、2月7日(月)、1本目に89.25点、2本目に67.00点、3本目に68.25点を獲得して決勝に進出して話題を集めた。
彼女は「ダブ12をランディングした後、スイッチ・ミスティ・ナインを成功させて2本目を滑りました。3本目はもっと良いグラブをしたかったです」と、無事ファイナルへの進出を決めた後に語った。
「今日は予選がすべてでした。自分の滑りを誇れるように、最高の滑りをしたかった。最高のトリックに挑戦したかった」
スコットランドの若きスターは、翌日の決勝でさらに大きな力を発揮し、1本目で90.25点を記録。
2本目は78.75点で5位となり、首位のルドゥーを追い越すには、最後の大ジャンプが必要だった。
しかし、空中でトリックを成功させるも着地を決めることができず、クラッシュして5位でフィニッシュ。
ビッグエア首鋼での競技終了後、ジャンプの幅と同じくらい大きな笑顔を見せたミュアーは、トレードマークでもある手で大きなハートを作る前に「楽しかったです。ありがとうございました」と語った。
スコットランドのSTV Newsとのインタビューに応じたミュアーの父ジムは、娘のことを誇らしげに語っている。
「本当に素晴らしかった。カースティは毎回驚かせてくれます」
「彼女はやる気に満ち溢れていて、表彰台に上ろうと決意していました」
「最後のジャンプも、試合で一度もやったことがないものでしたが、あと少しで着地できていました」
ローザンヌ2020ユースオリンピックの銀メダリスト、ミュアーは、後にBBCスポーツの取材に応じ、決勝戦の水準は異常なほど高かったと振り返った。
「(出場できて)素晴らしい気分です。今日はこれ以上ないくらい良い滑りができたし、出場者全員を誇らしく思います」
「最後のジャンプでは、今までやったことのないスイッチ・ミスティ10を狙いました」
ミュアーは、**2月13日(日)**に行われる女子フリースキー・スロープスタイルにも出場する。
そして、北京2022後の彼女の計画は?
「周りに追いつくためにも勉強しないと」とミュアー。「次の大会に集中して、その後は学校に戻るつもりです」と続けた。
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