国内男子ゴルフ「〜全英への道〜ミズノオープン」が5月25日から28日まで、岡山県笠岡市のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(7461ヤード・パー72/賞金総額8000万円・優勝賞金1600万円)で開催された。
最終ラウンドを単独首位で迎えた安森一貴(オータニ広尾CC)、2位の金谷拓実(Yogibo)がスコアを伸ばせない中、5位タイから出た平田憲聖(ELECOM)が上位を窺う。6バーディ・ノーボギーの安定したゴルフで通算17アンダー。この日4つスコアを伸ばした中島啓太(フリー)と並び、首位でホールアウトした。
2000年生まれの22歳同士によるプレーオフは、18番ホール(552ヤード・パー5)の繰り返しで実施された。1ホール目はともに3オン1パットのバーディ、2ホール目はともに3オン2パットのパー。3ホールで目で中島が4オン2パットのボギーを叩くと、平田は3オン1パットのバーディで勝負をつけた。
平田は今大会でツアー初優勝。さらに、7月20日開幕の海外メジャー「全英オープン(ロイヤルリバプール・イングランド)」の出場権も獲得している。「(全英は)夢の舞台。今からワクワクします」と、平田の意気込みも十分のようだ。
「〜全英への道〜ミズノオープン」では優勝した平田のほか、2位の中島、1打差で3位の安森と金谷が全英オープンの出場権を獲得ししている。