国内男子ゴルフ「BMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ」が6月1日から4日まで、茨城県笠間市の宍戸ヒルズカントリークラブ西コース(7430ヤード・パー71/賞金総額1億5000万円・優勝賞金3000万円)で開催された。
金谷拓実(Yogibo)が初日から首位を守り抜く完全優勝で国内メジャー初制覇を果たした。金谷は2位と2打差で最終ラウンドをスタートすると、このラウンドは2バーディ・2ボギーでパーセーブ。通算11アンダーで逃げ切っている。
通算4勝目を国内メジャーで飾った金谷は、「積極的なプレー」を今年のテーマに掲げており、「狭いところでもドライバーを握ってしっかり振り抜けたし、1年かけて成長したところ」と手応えを口にする。目標は国内のみならず、海外の大舞台での活躍だ。
「ここからまたチャンスも増えてくる。もっともっと強くなって、世界でも活躍できるように頑張りたい」
優勝した金谷と2打差の2位には稲森佑貴(国際スポーツ振興協会)、岩田寛(フリー)、中島啓太(フリー)、ソン・ヨンハン(韓国)が並んだ。
なお、今季開幕戦「東建ホームメイトカップ」から始まった、海外メジャー「全英オープン」の日本予選が本大会で終了。岩田が有資格者の金谷をのぞいた最上位者となり、2015年以来8年ぶり4度目の全英OP出場権を獲得した。