ITTFワールドツアー・オーストラリアOP5日目:石川佳純、伊藤美誠が準決勝敗退、混合ダブルスは準優勝

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
伊藤美誠とともに女子シングルス準決勝に臨んだ石川佳純だが、中国勢に敗れた(写真は2018年のもの)

オーストラリアのジーロングで開催中のITTFワールドツアー・オーストラリアオープンは、現地時間の7月13日(日本より1時間早い)に5日目が行われた。女子シングルスでは石川佳純、伊藤美誠がいずれも中国勢に敗れ、準決勝で敗退。混合ダブルスでは、水谷隼/伊藤美誠ペアが準優勝となった。

女子シングルスでは、前日に世界ランク1位の陳夢に逆転金星を挙げ、歓喜の涙を流した石川。準決勝では同11位の孫穎莎と対戦。前週の韓国オープンで惜敗した相手であり、雪辱を期して挑んだものの、第1、2ゲームをあっさり奪われる展開に。第3ゲームからの粘りも通じず、ストレート負け。ベスト4での敗退となった。

一方、伊藤美誠は、リオ五輪金メダリストの女王・丁寧(世界ランク3位、中国)と激突。第1セットは伊藤、第2ゲームは丁寧と競ったあと、伊藤が第4、第5を移動が連続で奪えば、冷静な丁寧は第6ゲームを奪取。イーブンの3-3で迎えた第7ゲーム、伊藤は攻めに出るも、冷静な丁寧に逆転負けを喫した。

伊藤はその後、水谷隼との“みまじゅん”ペアで混合ダブルスの決勝に出場。伊藤/水谷は、中国ペアから第1ゲームを先取しながらも、デュースとなった第2ゲームを落としたことがあとに響き、第3、第4ゲームも奪われ、準優勝に終わった。

最終日を前に日本勢はすべて姿を消した。

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