国際家族デー:アスリートたちと家族の特別な瞬間

5月15日の「国際家族デー」を記念して、Olympics.comではアスリートが家族と過ごす特別な瞬間をお届けする。

1 執筆者 Sean McAlister
Nia Ali celebrates winning Olympic silver with her son Titus
(2016 Getty Images)

5月15日(日)の国際家族デーを祝うにあたり、大切な人と時間を共有するアスリートやオリンピアンの姿を振り返ってみたい。柔道界のスター、**テディ・リネールから陸上界のレジェンド、アリソン・フェリックス**まで、アスリートとその親しい人たちの最も美しい瞬間をいくつかご紹介しよう。

テディ・リネールとのティータイム

通常、テディ・リネールが床に横たわれば、それは柔道の試合では負けたようなものだ。しかし、子どもたちと一緒であればそうではない。家族と一緒にお茶を飲む時間は最高だということをこの写真は物語っている。オリンピックの100kg超級を2度制したことのあるリネールにとって、たとえ食器が少し小さかったとしても…。

新たな家族の誕生を待つオナ・カルボネル

子ども同士のつながりを目にするときほど、感動的な瞬間はあるだろうか。スペインのアーティスティックスイミング界の至宝、**オナ・カルボネル**が自分の子どもに新しいきょうだいを紹介するシーンは、今年の最も美しい瞬間のひとつと言えるかもしれない。

リゴベルト・ウラン、スポーツを始めるのに若すぎることはない!?

コロンビアの自転車ロードレース選手でオリンピック銀メダリストの**リゴベルト・ウラン**は、ベビーシッターとトレーニングを同時にこなし、マルチタスクの新しい次元に到達したようだ。ユニフォームとベビー服がおそろいのように見えるのが、またいいね!

アリソン・フェリックス、メダルより大切なこと

この写真への説明文は不要かもしれない。金メダル7個、銀メダル3個、銅メダル1個を獲得して競技から引退した、アメリカ合衆国スプリント界のスター、アリソン・フェリックス。陸上競技のレジェンドとなった彼女だが、自分で勝ち取ったメダルを見るのとは違った気持ちで、娘を愛おしく見つめていることだろう。

ママとパパ、そしてSon

イングランドプレミアリーグで大活躍中の大韓民国出身のサッカー選手、**ソン・フンミン**は、自分の成功にあたり感謝しなければならない存在を知っている。フンミン・ママとフンミン・パパだ。両親と仲が良いことで知られるサッカー界のスターは、家族と過ごす時間を何よりも大切にしている。

飛び込めば飛び込むほど楽しい

イタリアの**タニア・カニョットフランチェスカ・ダラッペ**は、プールでの時間を共有するだけでなく、このような瞬間も分かち合っている。3人の子どもたちとたくさんのぬいぐるみに囲まれた彼らの部屋が、ふたりの飛込のように美しかったらそれは奇跡と言えるだろう。

オリンピック銀メダルを最大のファンと分かち合うニア・アリ

オリンピックでメダルを獲得することは、アスリートにとって人生最高の瞬間のひとつだ。でも、その瞬間を自分の子どもと分かち合うのはどうだろう。それは、まさに最高の瞬間だ。

ニコラ・カラバティッチ、メダルコレクションを拝見

ハンドボール界のスーパースター、**ニコ・カラバティッチ**は、数々のメダルを持っている。ならば、家族に分けてみてはどうだろう。オリンピックで金メダル3個と銀メダル1個を獲得し、ひとり1個ずつ首にかけたカラバティッチファミリー。パリ2024での金メダル獲得に向け、さらなる飛躍を目指す。