サッカー女子日本代表・なでしこジャパンは10月26日、国立競技場(東京都新宿区)で「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024」を行い、大韓民国代表と対戦した。
日本はベスト8だったパリ2024オリンピック後、退任した池田太前監督の後任が決定していない状況。2011年にワールドカップ優勝に導いた日本サッカー協会女子委員長の佐々木則夫氏が監督代行を務めた。
日本はGKの山下杏也加がキャプテンを務め、守屋都弥、熊谷紗希、南萌華、北川ひかるがディフェンスラインを形成。中盤に藤野あおば、長野風花、長谷川唯、中嶋淑乃、前線に藤野あおば、田中美南という11人を起用した。
序盤は韓国に攻め込まれる場面もあったが、徐々に日本がボールを支配する展開に。32分、長谷川のコーナーキックから北川が頭で押し込み、日本が先制に成功。すると34分には積極的な守備から藤野が、37分には相手のミスをついた田中がゴールを決め、5分近くで一気に韓国を突き放した。
ハーフタイムで長野に代えて谷川萌々子、中嶋に代えて浜野まいか、田中に代えて植木理子を投入。すると谷川がいきなり結果を残す。56分、右サイドを駆け上がった守屋が中央にパスを送ると、走り込んだ谷川が右足でシュート。これがネットを揺らし、日本がリードを4点に広げた。
日本は千葉玲海菜、塩越柚歩、遠藤優を続々と投入し、リードを保って試合終了。パリ2024後初の試合を白星で飾った。
追加招集・離脱など
- 10月20日 土方 麻椰(不参加:怪我のため)
- 10月20日 上野 真実(追加招集 #20:サンフレッチェ広島レジーナ)
- 10月22日 上野 真実(離脱:コンディション不良のため)
- 10月22日 塩越 柚歩(追加招集 #20:三菱重工浦和レッズレディース)
- 10月25日 平尾 知佳(離脱:コンディション不良のため)