欧州サッカー連盟(UEFA)による男子クラブチームの最強決定戦、UEFAチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League = UCL)は現地時間10月23日、リーグフェーズ第3節の9試合が行われた。
上田綺世がCL初ゴール
日本代表MF上田綺世が所属するフェイエノールト(オランダ)は、敵地でベンフィカ(ポルトガル)と対戦した。
スターティングメンバーに名を連ねた上田は、12分に先制ゴールを奪う。パイションが相手DFの裏に抜け出すと、ペナルティエリア内中央の上田へラストパス。ダイレクトで合わせた上田にとって、これがUEFAチャンピオンズリーグ初得点となった。
フェイエノールトはその後も追加点を奪い3-1で白星。上田は75分までプレーした。
旗手怜央と前田大然が先発出場したセルティック(スコットランド)は、アタランタ(イタリア)と敵地で0‐0のドローだった。マンチェスター・シティ(イングランド)はスパルタ・プラハ(チェコ)に5‐0で大勝。バルセロナ(スペイン)とバイエルン(ドイツ)の強豪対決は、4-1でバルセロナに軍配が上がった。
リーグフェーズを導入
UCLは従来のグループステージ制、各組4チームによるホーム&アウェイによる総当たり戦から、今季より新しくリーグフェーズ制を導入している。新制度では出場チームが32から36に増加。UEFAクラブランキングをもとに4つのポットに組み分けられ、出場チームは各ポット2チームずつ、異なる8チームとホーム4試合、アウェイ4試合を行う。勝ち・3、引き分け・1、負け・0で勝点計算を行い、全チームの中で勝点合計上位8チームがノックアウトステージに進出。9位から24位の16チームはホーム&アウェイにてプレーオフを戦い、勝利した8チームがノックアウトステージへコマを進めることができる。
ポット1
- マンチェスター・シティ(イングランド)
- バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
- レアル・マドリード(スペイン)
- パリ・サンジェルマン(フランス)
- リバプール(イングランド)
- インテル・ミラノ(イタリア)
- ボルシア・ドルトムント(ドイツ)
- ライプツィヒ(ドイツ)
- バルセロナ(スペイン)
ポット2
- バイヤー・レバークーゼン(ドイツ)
- アトレティコ・マドリード(スペイン)
- アタランタ(イタリア)
- ユベントス(イタリア)
- ベンフィカ(ポルトガル)
- アーセナルFC(イングランド)
- クラブ・ブルッヘ(ベルギー)
- シャフタール・ドネツク(ウクライナ)
- ACミラン(イタリア)
ポット3
- フェイエノールト(オランダ)
- スポルティングCP(ポルトガル)
- PSVアイントホーヘン(オランダ)
- ディナモ・ザグレブ(クロアチア)
- FCレッドブル・ザルツブルク(オーストリア)
- リールOSC(フランス)
- ツルベナ・ズベズダ(セルビア)
- BSCヤングボーイズ(スイス)
- セルティックFC(スコットランド)
ポット4
- SKスロバン・ブラチスラバ(スロバキア)
- ASモナコ(フランス)
- ACスパルタ・プラハ(チェコ)
- アストン・ビラ(イングランド)
- ボローニャFC(イタリア)
- ジローナFC(スペイン)
- VfBシュトゥットガルト(ドイツ)
- シュトゥルム・グラーツ(オーストリア)
- スタッド・ブレスト(フランス)