【バスケットボール】W杯アジア地区予選W3:AKATSUKI FIVEが台湾代表に89-49で快勝…富永啓生が最多17得点

FIBAバスケットボールワールドカップ2023アジア地区予選 Window3が、オーストラリア・メルボルンで7月3日に行われた。5人制男子日本代表・AKATSUKI FIVEが、チャイニーズ・タイペイ代表と対戦。89-49で快勝を収めた。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
【バスケットボール】W杯アジア地区予選W3:AKATSUKI FIVEが台湾代表に89-49で快勝…富永啓生が最多17得点
(2022 Getty Images)

FIBA(国際バスケットボール連盟)バスケットボールワールドカップ2023アジア地区予選Window3が、7月3日に行われた。開催国枠ですでにW杯出場権を獲得している5人制男子日本代表・AKATSUKI FIVE(FIBA世界ランキング38位)は、チャイニーズ・タイペイ代表(同69位)に89-49で勝利した。

日本は新戦力が躍動し、立ち上がりから主導権を握る。第1クォーター(Q)は途中出場の富永啓生(ネブラスカ大学)が6分間で12点をマークするなど、25-14で終える。第2Qも17-14とリードを広げ折り返すと、後半も得点を重ね最終スコアを89-49とした。富永が両チームで最多の17得点という活躍。試合後には「役割を果たしただけであり、チームメイトが生かしてくれたからこそ得点できた」とコメントしている。

本試合を通じ、日本はリバウンドも51本で大きく上回った。トム・ホーバス ヘッドコーチは「ディフェンスからリバウンドを獲って良いオフェンスを出せた。やっと日本らしいバスケを見せることができた」と手応えを口にした。

日本 89-49 チャイニーズ・タイペイ(FIBA公式ボックススコア)

7月1日に、Tokyo 2020銅メダルで世界ランキング3位のオーストラリア代表に敗れていた日本は、W杯アジア地区予選Window3を1勝1敗で終えた。今後は12日に開幕するFIBAアジアカップに出場。8月には、沖縄アリーナ(沖縄県)などで開催予定のW杯アジア地区予選Window4に臨む。

■日本代表予備登録メンバー

  • 古川 孝敏(SF/190cm/秋田ノーザンハピネッツ)
  • 谷口 大智(PF/201㎝/茨城ロボッツ)
  • エヴァンス ルーク(C/203㎝/ファイティングイーグルス名古屋)
  • 永吉 佑也(PF/198㎝/京都ハンナリーズ)
  • 藤井 祐眞(PG/178㎝/川崎ブレイブサンダース)
  • 須田 侑太郎(SG/190㎝/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
  • 張本 天傑(PF/198㎝/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
  • 野本 建吾(PF/201㎝/群馬クレインサンダーズ)
  • 富樫 勇樹(PG/167cm/千葉ジェッツ)
  • 渡邊 雄太(SF/206cm/トロントラプターズ)
  • 佐藤 卓磨(SF/197cm/千葉ジェッツ)
  • 齋藤 拓実(PG/172㎝/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
  • 馬場 雄大(SG/195㎝/-)
  • フリッピン コー(SG/188cm/琉球ゴールデンキングス)
  • 小島 エリエット 海(PF/198cm/大阪エヴェッサ)
  • ラシード ファラーズ(C/202cm/千葉ジェッツ)
  • 吉井 裕鷹(SF/196cm/アルバルク東京)
  • 川真田 紘也(C/202cm/滋賀レイクスターズ)
  • 小酒部 泰暉(SG/187cm/アルバルク東京)
  • テーブス 海(PG/188㎝/宇都宮ブレックス)
  • 西田 優大(SG/190㎝/シーホース三河)
  • 井上 宗一郎(PF/201cm/サンロッカーズ渋谷)
  • 富永 啓生(SG/188㎝/ネブラスカ大学)
  • 河村 勇輝(PG/172㎝/横浜ビー・コルセアーズ)

※最終エントリーメンバーはこのうち12名
※氏名表記は「姓→名」の順
※所属は2022年6月21日現在
※ポジションはPG=ポイントガード、SG=シューティングガード、SF=スモールフォワード、PF=パワーフォワード、C=センター

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