3月17日、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(Bリーグ)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響により、3月20日から4月1日に開催するB1、B2の試合を中止することを発表した。対象試合はB1第29~32節、B2第27節延期分と29~30節の計95試合。
Bリーグは、2月28日から3月11日までに予定されていたB1(24~27節)とB2(25~27節)の計99試合を延期。また、11日には、3月14日から4月1日の131試合を無観客で試合を実施すると発表していた。しかし、選手会および各クラブと改めて議論した結果、試合の実施に際して選手やスタッフの不安感が拭い切れず、集中できる環境をつくることが難しいと判断し、当該試合の中止を決定したとしている。
今回中止を決定した試合の扱いや4月4日(土)以降の試合の開催、ポストシーズンの実施予定については後日発表される。
無観客で行われた14日の川崎ブレイブサンダース対レバンガ北海道の試合では、北海道の選手3人に発熱が認められたことにより、試合開始直前に中止。15日の千葉ジェッツ対宇都宮ブレックス戦でも、審判員の一人に発熱の症状があったため、試合当日に中止が決定していた。