3月15日、バスケットボールのB1リーグ第28節、千葉ジェッツ対宇都宮ブレックス戦が試合開始直前に中止となった。ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(Bリーグ)は理由について、担当審判員の1名が試合前の検温で37.5℃以上の発熱が認められたためと説明している。
厚生労働省は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の疑い例として、37.5℃以上の発熱が4日間続くことや、呼吸器症状を有するなどの症状を公表している。今回発熱が認められた審判員は、昨日および本日の会場入り前での検温では平熱であり、厚生労働省が公表している症状には該当しないが、Bリーグは選手やスタッフへの健康、安全を考え、試合を適切に実施できないと判断した。
当該試合の今後の取り扱いについては決定次第、公式サイト、公式SNSにて発表するとしている。
Bリーグは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響で、2月28日から3月11日までに予定されていたB1(24~27節)とB2(25~27節)の計99試合を延期。3月11日には、3月14日から4月1日に開催するB1、B2の全試合を無観客で実施することを発表していた。
再開直後の14日の川崎ブレイブサンダース対レバンガ北海道の試合では、北海道の選手3人に発熱が認められたことにより、試合が中止となった。これで再開直後に2日連続の試合中止となった。