プロ野球のオープン戦6試合が3月15日に行われ、全日程が終了した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、2月29日から無観客で実施されていた。パ・リーグで3連覇を目指す西武はヤクルトに3-1で勝利。本拠地3戦全勝で6勝2敗1分け、勝率.750とし、オープン戦1位となった。
ソフトバンクは6-0で広島を破り、通算8勝3敗1分け、勝率.727でオープン戦を2位で締めくくった。阪神はオリックスに6-5で勝利、4連勝で通算7勝3敗2分け、勝率.700としてセ・リーグトップの成績でオープン戦を終えた。すでに最下位が決まっていた巨人は楽天に3-7で敗れて9連敗。2勝10敗4分け、勝率.167で終えて後味の悪い最終戦となった。打率トップは阪神・大山悠輔で.378、最多本塁打はDeNA・オースティンと巨人・中島宏之の4本だった。
セ、パ両リーグの開幕は当初3月20日を予定していたが、新型コロナウイルスの影響ですでに延期が決まっている。各球団は4月中の開幕を目指し調整を続ける。
オープン戦順位(数字は勝率)
- 1位 西武 .750
- 2位 ソフトバンク .727
- 3位 阪神 .700
- 4位 楽天 .692
- 5位 DeNA .615
- 6位 広島 .500
- 6位 日本ハム .500
- 8位 中日 .462
- 9位 ヤクルト .333
- 10位 ロッテ .286
- 11位 オリックス .273
- 12位 巨人 .167