パリ2024でオリンピック種目に追加されるブレイキンの国際大会、WDSF Breaking for Gold World Series(BfG WS)in 北九州が2月24日から25日に開催される。
■日程・放送予定
2月24日:予選
2月25日:決勝
■パリ2024への道
パリ2024では男女個人戦、「Bボーイ」と「Bガール」の2種目が行われる。出場枠は各種目「16」。開催国枠としてフランスが「1」を確保しているほか、ユニバーサリティ枠として「2」を割り当てるため、日本人選手は「13」の枠を巡って争うことになる。また日本は男女とも有力選手がそろうため、最終的には各国NOC(国内オリンピック委員会)に与えられる上限「2」(男女合計最大「4」)を巡っても、激しい戦いが繰り広げられる。
「13」のうち最初の「1」が決まる大会、それが9月にベルギーで開催される2023年WDSF(世界ダンススポーツ連盟)世界選手権だ。この大会で優勝すれば、パリ2024出場権を獲得できる。
次に、各大陸(アフリカ・アジア・ヨーロッパ・オセアニア・パンアメリカ)で行われる予選で「5」が決定。日本人ダンサーは、9月から10月に中国で開催されるアジア競技大会で優勝を目指すことになる。そして残りの「7」は、2024年3月から6月に行われるオリンピック予選シリーズ(OQS)で決まる予定だ。
このOQSの出場者は世界ランキングポイントなどによって決定。「BfG WS」は付与ポイントが大きいため、今大会での成績がオリンピック出場を左右することとなる。
■ブレイキンについて
ブレイキンはブレイクダンスともいわれ、音楽に乗せて身体のあらゆるところを使い、回ったり跳ねたりというアクロバティックな動きを取り入れたダンスのこと。ブエノスアイレス2018ユースオリンピックで正式種目として採用され、パリ2024オリンピックでも追加種目として正式に採用された。