【バスケットボール】W杯公式マスコット発表…名称はファン投票により決定

日本バスケットボール協会はFIBA バスケットボールワールドカップ2023の公式マスコットが決定したと発表した。マスコットの名称はファン投票により7月末に発表される。W杯は8月25日から9月10日にかけ、フィリピン、インドネシア、日本(沖縄)の3カ国で開催される。

1 執筆者 渡辺文重
Mascot
(公式マスコットWebサイトより)

日本バスケットボール協会(JBA)は6月10日、公式サイトなどを通じて「FIBA(国際バスケットボール連盟)バスケットボールワールドカップ2023」 の公式マスコットが誕生したことを伝えた。JBAはYouTubeに紹介ビデオを投稿。マスコットの名称は未定で、Webサイト上で行われるファン投票によって決定、7月末に行われるマスコットお披露目イベントにて発表する予定だとしている。

マスコットウェブサイト:https://www.fiba.basketball/jp/basketballworldcup/2023/mascot

募集サイトURL:https://www.fiba.basketball/jp/basketballworldcup/2023/mascot-name

マスコットの誕生ストーリーは以下の通り。

バスケットボールが大好きなフィリピン、インドネシア、日本の3人の子供たちが作り出したバスケットボール・ロボット

「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」が自分たちの国に来ると知った、バスケットボールが大好きな3人の子供たちがいました。その名は、フィリピンのキャロイ、インドネシアのデウィと日本のコウタ。3人はバスケットボールをきっかけにオンライン上で奇跡的に出会いました。
彼らはそれぞれの国に住みながら、オンライン上で、バスケットボールの話題で交流を続け、友情を深めていきました。
3人のバスケットボールへの情熱は日に日に高まり、ある日 「人々を団結させるすばらしい力を持つバスケットボールをより多くの人に楽しんでもらうために、何かを作りたい!」という思いから、バスケットボール・ロボットの開発を始めたのでした。
また、彼らはこの交流を通じて、バスケットボールだけでなく、お互いの国についても学び、自分たちが住むそれぞれの国や、地球の環境を守る大切さに気付きました。
そこで、ロボットもリサイクルをすることで得られる力で動くように設計し、バスケットボールを通じてリサイクルの大切さも世界中に伝えていこうと考えました。
こうして、3カ国のバスケットボールが大好きな子供たちによって作られた、リサイクルの力で動くバスケットボール・ロボットが生まれました。
そして、このロボットが今大会の公式マスコットとして、世界中にFIBAバスケットボールワールドカップ2023と共にバスケットボールの楽しさやリサイクルの大切さなどのメッセージを届けていきます。

W杯は8月25日から9月10日にかけ、フィリピン、インドネシア、日本(沖縄県沖縄市・沖縄アリーナ)で開催。日本は開催国枠での出場が確定している。グループフェーズを上記3カ国で行い、決勝ステージはフィリピンの首都マニラで行う。

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