侍ジャパン、無傷の5連勝でオープニングラウンドを締めくくる!2024プレミア12

野球日本代表・侍ジャパンは11月18日、第3回WBSCプレミア12のオープニングラウンド最終戦でドミニカ共和国代表と対戦し、11−3の大勝を飾った。無傷の5連勝を決めた日本は、東京ドームで始まるスーパーラウンドに向かう。

1 執筆者 Yukifumi Tanaka / 田中幸文
Ryoya Kurihara #31 of Team Japan lays down a bat for a sacrifice bunt in the tenth inning during the knockout stage of men's baseball on day ten of the Tokyo 2020 Olympic Games at Yokohama Baseball Stadium on August 2, 2021 in Yokohama, Kanagawa, Japan.
(2021 Getty Images)

第3回WBSCプレミア12のオープニングラウンド最終試合となる第5戦が11月18日に天母スタジアムで開催され、野球日本代表・侍ジャパンは同じグループBに属するドミニカ共和国と対戦した。

先制点は、日本だった。初回に訪れた2死満塁から坂倉将吾がフォアボールを選択し、押し出しの1点でリードするも、その裏にはドミニカの適時打で同点に並ばれる。

2回裏には、ドミニカがふたたび1点を追加して日本は勝ち越しを許すも、その直後の3回の攻撃で佐藤都志也が2死満塁からレフト前ヒットを放ち、1点を返して再び同点とする。試合の序盤は、まさにシーソーゲームの様相となった。

ゲームが大きく動いたのは、5回だった。連続四球で得た無死一、二塁のチャンスから、栗原陵矢(写真上)、坂倉のヒットによる2点と、紅林弘太郎の併殺打の間に入れた1点でトータル3点を追加し、ドミニカを突き放す。

6回には日本のワイルドピッチからドミニカが1点を返すも、猛追はここまでだった。7回に古賀悠斗のライト前ヒットで1点を追加した日本は、最終の9回に大暴れ。2死満塁の場面から、紅林、佐藤、五十幡亮汰がヒットで繋ぎ、ダメ押しの5得点を一挙に奪う。

最終回にマウンドに上がった北山亘基が、出塁を許すも最後はダブルプレーで締めくくった。最終的に、11−3で日本がドミニカ共和国を下し、オープニングラウンド5戦全てで白星を飾った。

無傷の日本は、グループBで首位となり、同グループ2位となったChinese Taipeiとともにスーパーラウンド進出を決めている。

2024プレミア12のスーパーラウンドから決勝までの試合は全て、東京ドーム(東京都文京区)で行われる。

スーパーラウンド初戦で日本は、21日にグループAで2位となったアメリカ合衆国と激突する。

■侍ジャパンメンバー

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