【バドミントン】仏OP第5日:山口茜、奈良岡功大は4強敗退…ナガマツ、フクヒロ下して決勝へ

BWFワールドツアー・フランスオープンは現地時間10月29日に各種目準決勝を実施。日本勢は、女子シングルスの山口茜、男子シングルスの奈良岡功大が黒星。女子ダブルスのナガマツ(永原和可那/松本麻佑)は、フクヒロ(福島由紀/廣田彩花)に勝利を収めた。決勝は30日に実施される。

1 執筆者 渡辺文重
YAMAGUCHI Akane
(Getty Images)

BWF(世界バドミントン連盟)ワールドツアー・フランスオープン(YONEX French Open 2022)は現地時間10月29日、大会5日目を迎えた。

■奈良岡功大、山口茜ともに4強敗退

シングルスの日本勢は、男子の奈良岡功大と女子の山口茜が4強に進出。29日の準決勝では、奈良岡がビクター・アクセルセン(デンマーク)と、山口がカロリナ・マリン(スペイン)と対戦した。

奈良岡は第1ゲームを12-21で落とすと、第2ゲームも8-21。一度もリードを奪うことなく、0-2のストレート負けを喫した。第1シードのアクセルセンは30日の決勝で、ラスムス・ゲムケ(デンマーク)と対戦する。

第1シード、大会連覇を目指す山口と、第4シードのマリンによる女子準決勝。第1ゲームは、マリンが先行するも山口が追い上げを見せる。山口は12-12と追いつくも、その後は突き放されて14-21。第2ゲームは接戦となるも、最後は18-21と振り切られる。試合は2-0で、リオデジャネイロ2016金メダルのマリンに軍配が上がった。準決勝もう1試合では、ヘ・ビンジャオ(何冰嬌/中華人民共和国)がタイ・ツーイン(戴資穎/チャイニーズ・タイペイ)に勝利を収めている。

■ナガマツがフクヒロ下して決勝進出

女子ダブルス準決勝では、第4シードのナガマツ(永原和可那/松本麻佑)、第5シードのフクヒロ(福島由紀/廣田彩花)が対戦。第1ゲームは21-14でナガマツが先取する。第2ゲームは一進一退、23-23までもつれ込むも、最後はナガマツがポイントを連取。25-23としてストレート勝ちを収めた。決勝では、マレーシア組と対戦する。

■フランスオープンとは

パリのスタッド・ピエール・ド・クーベルタンを舞台に、現地時間10月25日から30日に開催される仏OP。大会グレードはスーパー1000に次ぐ、スーパー750(HSBC BWF World Tour Super 750)で、前回2021年大会は男子シングルスの常山、女子シングルスの山口、混合ダブルスのワタガシ(渡辺勇大/東野有紗)が優勝している。

BWFワールドツアー:YONEX French Open 2022
結果速報:YONEX French Open 2022

■日程

10月25日

  • 各種目1回戦

10月26日

  • 各種目1回戦

10月27日

  • 各種目2回戦

【放送予定】

10月28日

  • 各種目準々決勝

【放送予定】

10月29日

  • 各種目準決勝

【放送予定】

10月30日

  • 各種目決勝

【放送予定】

■日本バドミントン協会(NBA)派遣選手

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