“シダマツ”志田千陽／松山奈未が決勝進出…大堀彩は現役ラストで銅｜BWFワールドツアーファイナルズ2024第4日

バドミントンの年間王者を決めるBWFワールドツアーファイナルズ2024は12月14日、各種目の準決勝を実施。女子ダブルスの“シダマツ”こと志田千陽／松山奈未が決勝進出を決めた。女子シングルスの大堀彩は敗れ、銅メダルで大会を終えた。

1 分執筆者 Kazuki Okumura / 奥村和輝

(2024 Getty Images)

世界バドミントン連盟（BWF）主催のツアー最終戦、年間王者を決めるBWFワールドツアーファイナルズ2024（英名：HSBC BWF World Tour Finals 2024）が12月14日、中華人民共和国浙江省杭州市で各種目の準決勝を行った。

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日本からは女子ダブルスの“シダマツ”志田千陽／松山奈未、女子シングルスの大堀彩が13日まで行われたグループステージを突破し、準決勝へ進出。ファイナルへ向けた大一番に臨んだ。

パリ2024の銅メダリスト、世界ランキング4位の志田／松山は金メダリストで同3位のチェン・チンチェン／ジア・イーファン（中華人民共和国）と対戦した。取っては取られてのシーソーゲームとなった第1ゲームを23-21で奪うと、第2ゲームは中盤から一気に突き放して21-13。ストレートでオリンピックチャンピオンを下し、決勝進出を決めた。

世界ランキング9位、パリ2024で5位入賞の大堀は、年内での現役引退を表明しており今大会が最後の公式戦。同8位のハン・ユエ（中国）との対戦に臨んだ。大堀は17-18の場面から3連続でポイントを許し第1ゲームを落とす。第2ゲームも後半に一気に押し切られ、13-21でストレートの黒星。パリ2024銅メダリストや世界ランキング2位の強敵を破って勝ち上がってきたが、決勝進出はならず、銅メダルで今大会を終えることとなった。

15日は大会最終日となり、各種目の決勝を実施。志田／松山は世界ランキング2位のペク・ハナ／イ・ソヒ（大韓民国）と対戦する。