男子第73回、女子第34回全国高等学校駅伝競走大会が12月25日、京都府京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)発着で開催された。
■女子は長野東が長野県勢初優勝
10時20分にスタートした女子は、21.0975km・5区間で行われた。
長野東(長野)は、2番手で襷を受けた第4区の佐藤悠花が区間賞の走りでトップの仙台育英(宮城)を猛追。差を縮めると、最終第5区の村岡美玖が逆転に成功した。1時間7分37秒で制し、長野県勢初の優勝を飾っている。
前回優勝の仙台育英が2位。3位は神村学園(鹿児島)、4位は立命館宇治(京都)だった。
- 第1区 6km(たけびしスタジアム京都~衣笠校前)
- 第2区 4.0975km(衣笠校前~烏丸鞍馬口)
- 第3区 3km(烏丸鞍馬口~室町小学校前折返し~北大路船岡山)
- 第4区 3km(北大路船岡山~西大路下立売)
- 第5区 5km(西大路下立売~たけびしスタジアム京都)
■男子は倉敷が大会新記録で優勝
女子終了後の12時30分に出発した男子は、42.195km・7区間で実施。
倉敷(岡山)は、3番手で第3区のサムエル・キバティに襷をつなぐ。区間賞を獲得したキバティがトップに躍り出ると、続く第4区の桑田駿介も区間賞でリードを広げた。その後の3人がトップを守り、2時間1分10でフィニッシュ。大会新記録で3度目の優勝を飾った。
2位に佐久長聖(長野)、3位に八千代松陰(千葉)が続いた。