現地時間9月12日、カナダでオータムクラシックインターナショナル(ACI)・女子ショートプログラムが行われた。エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)は、紀平梨花に次ぐ2位に終わったものの、厳しさを増す女子フィギュア界のなかで、さらなる高みを目指すと宣言した。
SP演技終了後、メドベージェワは自らのスケートに満足していると断言した。また、コーチのブライアン・オーサーに師事するためにカナダに移住したばかりだった昨シーズンと比較し、全く違う状況にあるという。
「主な違いは2年前、3年前、そして4年前より落ち着きと自信を感じていることです。私は人生におけるあらゆる変化に適応しているし、やりたいと思っていたことを実現しています。そこに怖さは感じていません。(カナダの)スケートリンクや完璧なコーチにも慣れてきています。私たちは前進しています」と彼女は話した。
紀平に次ぐ2位という結果についても、「良いパフォーマンスでした。嬉しいか悲しいかは言うことができません。ただ、現状に満足しています。でも重要なことは明日に進んでいかなければならないということなので、明日に向けてベストの準備をします」と自らの滑りについて付け加えた。
現在19歳のメドベージェワは、日本の紀平に対してだけでなく、自国ロシアから次々と現れる、アレクサンドラ・トゥルソワのような4回転ジャンプを使いこなす若い才能に対抗するための準備も整えている。