スコットランドサッカー1部リーグ、スコティッシュ・プレミアシップ第27節が3月8日に行われた。
首位のセルティックは、ホームでハーツと対戦。6分に先制を許したものの、26分に日本人コンビにより同点ゴールが生まれる。右サイドに抜け出した古橋亨梧が中央へクロスを送ると、前田大然が押し込んだ。だが前田はこのプレーで相手GKと接触し、31分に負傷交代となった。
前半は1‐1で終了。後半に入り60分、スルーパスをエリア内で受けた古橋が左足でネットを揺らしセルティックが逆転に成功した。古橋は得点ランキングトップ独走の20得点目。84分にはダメ押しとなる3点目をセアド・ハクシャバノビッチが奪い、3-1でセルティックが快勝。アンジェ・ポステコグルー監督の100試合目を白星で飾り、リーグ戦での連勝を8に伸ばしている。
試合後インタビューに応じた古橋は、試合を回顧しチームの状態について以下のようにコメント。
「90分通して自分たちらしいサッカーはできたが、まだ課題は多いので1試合ごとに成長していきたい」
さらに1ゴール1アシストで逆転勝利に導いた古橋。ハーツ戦での自身のパフォーマンスについても振り返った。
「アシストは(前田)大然が良いところにいて、決めてくれてよかった。自身の得点は、(チームメイトが)素晴らしいボールをくれたので後は決めるだけだった」