【10/25開幕】女子フィギュア・GPシリーズ第2戦・カナダ放送予定|紀平梨花、本田真凛ら出場

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
昨シーズンのグランプリファイナル覇者・紀平梨花が出場するグランプリシリーズ・カナダ

フィギュアスケートISUグランプリシリーズ第2戦、「ISUグランプリスケートカナダ」が現地時間10月25日(金)からカナダ・ケロウナで開催される。紀平梨花、本田真凜の今季初戦となるグランプリシリーズ第2戦・カナダ大会の放送予定について紹介する。

フィギュアスケート世界一を決めるISUグランプリシリーズが開幕を迎え、シリーズ第2戦となるカナダ大会には、日本から昨季グランプリファイナル女王・紀平梨花と本田真凛がエントリー。ほかにも平昌オリンピック銀メダリストのエフゲニア・メドヴェージェワ、今季すでに4回転ジャンプを成功させ世界最高得点をマークしている15歳アレクサンドラ・トゥルソワなどが出場する。

日程

※時刻は日本時間

10月26日

  • 4:38~:ショートプログラム

10月27日

  • 5:00~:フリー

10月28日

  • 6:00~:エキシビジョン

放送予定

<地上波>

テレビ朝日

  • 10月26日(土)18:56~:ショート(録画)
  • 10月27日(日)21:00〜:フリー(録画)

<BS >

BS朝日

  • 10月28日(月)18:00~:エキシビション(録画)
  • 10月29日(火)19:00~:ショート(録画)
  • 10月30日(水)19:00~:フリー(録画)

フィギュアスケート・グランプリシリーズ

正式名称はISUグランプリシリーズ。国際スケート連盟(ISU)が承認するフィギュアスケートのシリーズ戦で、前年度の成績などにより出場資格を満たした選手たちが出場する。アメリカ、カナダ、中国、フランス、ロシア、日本で開催される6大会と、6大会の上位選手が出場するグランプリファイナルで構成されている。

  • 第1戦:スケートアメリカ(アメリカ大会)
  • 第2戦:スケートカナダ(カナダ大会)
  • 第3戦:フランス国際(フランス大会)
  • 第4戦:中国杯(中国大会)
  • 第5戦:ロステレコム杯(ロシア杯)(ロシア大会)
  • 第6戦:NHK杯(日本大会)
  • ISUグランプリファイナル:持ち回り制(今シーズンはイタリア・トリノで開催)

【フィギュア】グランプリシリーズ2019日程&放送・配信予定、出場予定選手

出場日本人選手

  • 紀平梨花
  • 本田真凛

注目選手

紀平梨花:2002年7月21日 生まれ

昨シーズンからシニアに参戦し、グランプリシリーズ(GS)初出場となったNHK杯で優勝するとフランス国際優勝からグランプリファイナル(GF)進出を決めた。同GFでも平昌オリンピック金メダリストのアリーナ・ザギトワをおさえて優勝。日本人では浅田真央以来となるシニア1年目でのファイナル覇者に。今シーズンは9月のカナダオータムクラシックから始動した。同大会では平昌オリンピック銀メダリスト・メドヴェージェワに競り勝ち、順調な滑り出しを見せている。

本田真凛:2001年8月21日生まれ

2016年世界ジュニア選手権で初出場ながら優勝し、17-18シーズンからシニアに転向した。平昌オリンピック出場権のかかった全日本選手権では7位に終わり、出場はかなわなかった。18-19シーズンは、ラファエル・アルトゥニアンコーチのもと練習拠点をアメリカに移し、試行錯誤と我慢の1年となった。2年目の今季は、GSは中国杯のみのエントリーだったが、三原舞依欠場でカナダ戦出場のチャンスを掴んだ。22日、開催地カナダ・ケロウナでタクシー乗車中に交通事故にあったが、大会には予定通り出場する見通しとなっている。

エフゲニア・メドヴェージェワ(ロシア):1999年11月19日生まれ

15-16シーズンからシニアに転向しその年の世界選手権で優勝した。2017年も制し連覇を達成した。グランプリファイナルも2連覇(2015年、16年)している。2018年の平昌オリンピックではアリーナ・ザギトワに次ぐ成績で銀メダルを獲得した。アニメなど日本の文化を気に入っており、2016年のドリーム・オン・アイスではセーラームーンのコスプレで演技を披露して話題となった。日本を訪れた際の様子をたびたび自身のInstagramに投稿している。

アレクサンドラ・トゥルソワ(ロシア):2004年6月23日生まれ

2018、19年に世界ジュニア選手権を連覇し、今シーズンからシニアに参戦する。シニアデビュー戦となった9月のネペラメモリアルでは、フリーで4回転ジャンプを3回成功させ163.78点をマーク、ショートプログラムとの合計238.69点というザギトワの世界最高得点を超える驚異的な得点をたたき出した。シニア1年目ながら活躍が見込まれる逸材だ。

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