【高校野球】8月10日|新田が夏初出場初勝利、日本航空・ヴァデルナが完封

1 執筆者 林龍也
日本航空_ヴァデルナ・フェルガス_20210810 (1)

第103回全国高等学校野球選手権大会は8月10日、開会式と1回戦3試合が行われた。開幕戦は日大山形が米子東に快勝。新田対静岡の第2試合は終盤に勝ち越した新田が夏初出場初勝利を挙げた。日本航空は先発のヴァデルナ・フェルガスが東明館打線を完封。ここでは10日の試合を振り返る。(画像は時事)

日大山形(山形)対米子東(鳥取)の開幕戦は、4-1で日大山形が勝利。日大山形は佐藤拓斗の2本のタイムリーなどで4得点。先発の斎藤堅史が9回途中1失点と好投すると、9回無死満塁のピンチで登板した滝口琉偉が三者連続三振の好リリーフで米子東を振り切った。

第2試合では新田(愛媛)が静岡(静岡)との接戦を制し、夏の甲子園初出場初勝利を挙げた。新田の先発・向井駿貴は投げては9回8安打2失点(自責0)の完投勝利、打っては自ら先制打を放ち、投打で活躍。静岡は7回、山本和輝のタイムリーなどで追いついたが、直後に突き放されてしまった。

日本航空(山梨)対東明館(佐賀)の第3試合は、投打が噛み合った日本航空が快勝。投げては先発のヴァデルナ・フェルガスが、9回5安打無失点・5奪三振で完封。1点リードの8回には4安打を集めて3点を追加し、東明館を突き放した。春夏通じて初出場の東明館は、終盤まで接戦を繰り広げたが、5安打無得点に終わってしまった。

8月10日の試合結果

  • 日大山形4-1米子東
  • 静岡2-4新田
  • 日本航空4-0東明館
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