FINA(国際水泳連盟)飛込ワールドカップ2021は5月3日、東京アクアティクスセンター(東京都江東区)で3日目を迎えた。男子10m高飛込と女子3m飛板飛込の予選と準決勝までが行われ、男子は玉井陸斗(宝塚市立高司中/JSS宝塚)、西田玲雄(近畿大学/大阪水泳学校 )の2選手、女子は榎本遼香(栃木県スポーツ協会)がTokyo2020(東京五輪)日本代表内定の選考基準を満たした。日本水泳連盟(JASF)は飛込W杯の結果を受け、大会終了後の選考委員会で東京五輪の日本代表内定者の選考を行う。
日本水泳連盟は、個人種目の東京五輪代表内定には、今大会で上位18名に入ることを選考基準としている。男子10m高飛込では、14歳の玉井は予選で15位に入り、準決勝進出を決めた。西田も準決勝進出ラインとなる18位に入った。準決勝では、玉井が9位、西田は17位だった。上位12位以内に入った玉井は、翌4日の決勝に出場する。
女子3m飛板飛込には、榎本とすでに東京五輪内定を決めている三上紗也可(日本体育大学/米子DC)が出場。榎本は予選で9位に入り、東京五輪内定の選考基準を満たした。三上は7位でそれぞれ準決勝に進出。準決勝では三上が5位、榎本が6位に入り、上位12名が出場する翌日の決勝に駒を進めた。
「FINA(国際水泳連盟)飛込ワールドカップ2021」は、東京五輪の会場である東京アクアティクスセンター(東京都江東区)で、5月6日まで開催される。