【男子ゴルフ】新型コロナウイルスの影響で全米オープンは無観客で開催

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
2019年全米オープン優勝のゲーリー・ウッドランド

全米ゴルフ協会(USGA)は7月29日、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大により、男子メジャー大会のひとつ「第120回全米オープン」を無観客で開催すると発表した。同大会は9月17日から20日に、アメリカ・ニューヨーク州ママロネック、ウイングドフットゴルフクラブ・ウエストコースで行われる。

全米オープンは当初6月18から21日に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、9月17日開幕に延期が決まった。また予選は行わず、出場選手はPGAランキングなどをもとに決定されることとなる。無観客での開催決定を受けUSGAのマイク・デイビスCEOは、「無観客での開催は残念だが、地域のためにも選手のためにも正しい決断だったと考えている」とコメントした。

アメリカ男子ゴルフ、PGAツアーは新型コロナウイルスの影響で中断していたが、6月11日開幕の「チャールズ・シュワブチャレンジ」に再開し、以降は無観客で大会が実施。日本の松山英樹も、6月18日に開幕した「RBCヘリテージ」からPGAツアーに参戦している。再開後はここまで4大会に出場し、「ロケットモーゲージ・クラシック」で21位、「ワークデイ・チャリティオープン」で22位となった。

なお、8月6日から9日に行われる2020年メジャー初戦、「全米プロゴルフ選手権」も無観客で開催されることが決まっている。

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