男子ゴルフ:国内メジャー初戦・日本ゴルフツアー選手権など6月の大会が中止や延期に

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
2019年日本ゴルフツアー選手権優勝の堀川未来夢

日本ゴルフツアー機構(JGTO)は4月24日、国内男子メジャー初戦、「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」と「ダンロップ・スリクソン福島オープン」の中止を発表した。JGTOは中止理由について、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大および、日本政府による緊急事態宣言と説明している。

JGTOは24日、新型コロナウイルスの新型コロナウィルスの感染拡大や、日本政府より全国に緊急事態宣言が発出されている状況を鑑みて、6月の大会の中止、延期を決定した。今回中止となった国内ツアートーナメントは、2020年国内メジャー大会初戦で第6戦の「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」と第7戦「ダンロップ・スリクソン福島オープン」。日本ゴルフツアー選手権は6月4日から7日に茨城県笠間市の宍戸ヒルズカントリークラブで、ダンロップオープンは6月25日から28日に福島県西白河郡のグランディ那須白河ゴルフクラブで開催予定だった。なお、「日本ゴルフツアー選手権」は、2021年も大会名、開催コースなど大会概要に変更はなく開催される。

また、AbemaTVツアーの「LANDIC CHALLENGE 8」と「大山どりカップ」の中止、「南秋田カントリークラブみちのくチャレンジトーナメント」の延期も発表された。「みちのくチャレンジトーナメント」の新たな日程は未定となっている。

男子国内ツアーは開幕から5月末まで既に中止、延期が決定しており、これで7大会連続で中止となった。7月以降の大会開催可否についても不透明となっている。

2019年の日本ゴルフツアー選手権覇者・堀川未来夢は大会中止を受け、「ディフェンディングチャンピオンとして皆様の前でプレーするのが本当に楽しみでしたが、残念です」とJGTO公式サイトを通じコメントした。またファンに向けては、「1試合でも早く皆様とお会いできることを楽しみに、僕も自粛生活頑張りますので、皆様も力を合わせて頑張りましょう」とメッセージを送った。

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