ドイツのミュンヘンで開催されているサッカーの親善試合アウディカップは現地時間31日に大会最終日を迎え、3位決定戦に臨んだレアル・マドリード(スペイン)は5-3でフェネルバフチェ(トルコ)に勝利した。久保建英は73分から途中出場を果たし、惜しいシュートを放つなど見せ場を作った。
前日の準決勝でトットナム(イングランド)に0-1で敗れたレアル・マドリードは、先発メンバーを5人入れ替えてこの試合に臨んだ。試合は2-2でハーフタイムを迎えると、後半に3点を奪ったレアル・マドリードが5-3で勝利した。
久保は前日と同じくベンチスタート。4-3の73分にフェデリコ・バルベルデに替わってピッチに入ると、88分には右足で惜しいシュートを放つなど、20分弱の出場ながら存在感を示した。
試合後の記者会見でレアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は、「ユースチームから多くの選手が来ているし、久保は契約したばかりだ。将来、彼はチームにとって重要な選手になるだろうし、(マドリードに)戻ったら彼と話をするつもりだ。(トップチームが使う)カスティーリャの練習場で我々(トップチームの選手)と練習する彼を見たい。ロドリゴやヴァニシウスJrのように彼はまだ若いし、時間が必要だ」と久保の将来について話した。