東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開閉会式4式典共通のコンセプトを発表
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は7月14日、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開閉会式4式典共通のコンセプト、ならびに、東京2020オリンピック競技大会の開閉会式に関する式典コンセプトを発表した。発表された式典コンセプトは以下の通り。
■東京2020大会開閉会式4式典共通コンセプト
“Moving Forward”
■東京2020オリンピック競技大会開会式コンセプト
“United by Emotion”
■東京2020オリンピック競技大会閉会式コンセプト
“Worlds we share”
東京2020組織委員会は3月以降、東京2020オリンピック競技大会の開会式と閉会式について、多方面のプロフェッショナルの方々に協力いただきながら準備を推進。式典コンセプトの策定にあたっては、大会延期前より長年にわたり式典の制作に携わり、現在も東京2020組織委員会のアドバイザーを務める野村萬斎氏に多くのサポートをいただいたとしている。
いま世界は新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、日常生活の在り方そのものに大きな影響を与えています。また、人々はさまざまな場面で親しい人との交流を断たれ、想像もできなかった苦しい状況で過ごしています。今回の東京 2020 オリンピック競技大会も多くの競技セッションが無観客となってしまいました。しかし、このような厳しいコロナ禍の状況であるからこそ、本大会におけるアスリートの活躍する姿やスポーツの力が、世界に新たな希望の光を届け、人々が強く前に進んでいく力を生み出す原動力となる事を願い、本式典のコンセプトを作成しました。
東京2020大会開閉会式4式典共通コンセプトならびに東京2020オリンピック開閉会式コンセプトを発表
また合わせて、今回の開会式、閉会式の制作にあたり、プロデュースチームとクリエーティブチームの一部メンバーについても公表された。なお、東京2020パラリンピック競技大会の開閉会式のコンセプトなどは、後日発表される予定としている。
■東京2020オリンピック競技大会開会式および閉会式制作・演出チーム
開会式、閉会式のそれぞれのチームメンバーは以下の通り。紹介するメンバーはプロデュースチーム、クリエーティブチームともに一部のメンバーで、ほかにも開会式、閉会式の制作推進においては多くの皆さまに参画、ご協力いただいている。
アドバイザー
野村 萬斎
聖火台デザイナー
佐藤 オオキ
●プロデュースチーム
- 4式典の制作進行管理
- クリエーティブチーム、スタッフの選出
- 式典全体におけるジェンダー平等、多様性の推進
プロデューサーチームメンバー
エグゼクティブプロデューサー:日置 貴之(東京2020組織委員会)
エグゼクティブプロデューサー補佐:マルコ バリッチ
エグゼクティブプロデューサー補佐:ピアース シェパード
●クリエーティブチーム
プロデュースチームのもと、東京2020オリンピック開閉会式のクリエーティブを担当
開会式クリエーター
小林 賢太郎、平原 慎太郎、田中 知之、種田 陽平、冨澤 奈美、浜辺 明弘、樋口 卓治、冨沢 ノボル、辻川 幸一郎、児玉 裕一、小島 淳二、田中 嗣久、井口 皓太、福部 明浩、小山田 圭吾、徳澤 青弦、原 摩利彦、景井 雅之、ナカムラ ヒロシ、が-まるちょば(HIRO-PON)、若林 ケイジ、スズキ タカユキ、柴田 圭、櫻井 利彦 ほか
閉会式クリエーター
小林 賢太郎、平原 慎太郎、田中 知之、種田 陽平、冨澤 奈美、浜辺 明弘、樋口 卓治、冨沢 ノボル、平牧 和彦、メリッサ ウィーゲル、近藤 樹、藤代 雄一郎、水谷 明希、中山 晃子、山田 うん、徳澤 青弦、ナカムラ ヒロシ、若林 ケイジ、森田 晃嘉、飯嶋 久美子 ほか