有明アリーナ完成式典で小池都知事らテープカット…Tokyo 2020のバレーボール、車いすバスケ会場
2月2日、Tokyo 2020(東京オリンピック・パラリンピック)のバレーボール、車いすバスケットボールの会場となる「有明アリーナ」の完成披露式典が行われ、小池百合子東京都知事らがテープカットに参加し、招待客らの前で競技のデモンストレーションも行われた。
「有明アリーナ」は、昨年12月、東京都江東区有明に完成。地上5階建てでメインアリーナ(1万5千席)に加え、サブアリーナを併設する。メインアリーナはTokyo 2020本番中、バレーボール、車いすバスケットボールの主会場となる。同施設から首都高速10号臨海線を挟んだ先に、同じくTokyo 2020に合わせて新設された有明体操競技場(昨年10月末完成)が所在する。
有明アリーナは新国立競技場や選手村施設同様、木材を多用した施設で、14都道府県の杉の木(約800立法メートル分)が用いられた。
小池百合子東京都知事、橋本聖子五輪担当相らによるテープカットのほか、バレーボール女子日本代表の練習、車いすバスケの練習試合によるデモンストレーションも実施され、関係者や一般招待客らが見守った。
同施設はTokyo 2020大会終了後、コンサートなどイベント施設としての利用を想定していることもあり、式典の最後にはAKB48チーム8によるミニコンサートも行われた。