日本クレー射撃協会(JCSA)は11月20日、公式サイトにTokyo 2020(東京五輪)クレー射撃日本代表選手発表資料を掲載。トラップ種目は中山由起枝(日立建機)と大山重隆(大山商事)、スキート種目は石原奈央子(古峯神社)と井川寛之(モダンビル管理)の出場が確定した。
正式には日本オリンピック委員会(JOC)の承認後、決定となる。
東京五輪への出場は、QP(Quota Place/国別出場枠)獲得と、開催国枠の利用の2種類に大別される。女子トラップの中山は、11月3日から11日にかけてカタール・ドーハにて開催されたアジア大陸射撃選手権大会で3位となり、QPを獲得。ほかの3選手は、アジア選手権で日本人最上位となり、開催国枠での出場となった。
なおアジア選手権では、ライフル3姿勢の松本崇志(自衛隊体育学校)と平田しおり(明治大学)も東京五輪出場の内定を得ているが、こちらの管轄は日本ライフル射撃協会(NRAJ)となる。
クレー射撃日本代表選手は今後、海外で開催されるグランプリやワールドカップに参戦するほか、強化合宿を適宜行い、オリンピック本戦に備えるとしている。