卓球グランドファイナルの日程&放送予定、出場選手をチェック|張本智和、伊藤美誠らが優勝を狙う

2 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
女子個人世界ランクで自己最高の4位につける伊藤美誠

卓球の国際オープン大会、年間ツアー最終戦となる「ITTFワールドツアーグランドファイナル2019」が12月12日から15日かけて、中国・鄭州で開催される。Tokyo2020(東京五輪)シングルス日本代表が決定する同大会の日程・放送予定、出場選手について紹介する。

最新ニュース

12月12日(木)初日:石川佳純の東京五輪代表入りが確実に
12月13日(金)2日目:女子ダブルスの長崎・木原ペア、混合ダブルスの水谷・伊藤ペアが決勝進出!
12月14日(土)3日目:混合ダブルスの水谷・伊藤ペアは銀メダル。女子単の伊藤美誠はベスト4敗退
12月15日(日)最終日:女子ダブルスの長崎・木原の10代コンビが初優勝!

ITTFワールドツアーグランドファイナル2019:日程

1日目/12月12日(木)

  • 14:00 混合ダブルス準々決勝
  • 15:20 女子ダブルス準々決勝
  • 16:00 男子ダブルス準々決勝
  • 16:20 女子ダブルス準々決勝
  • 19:30 男子シングルス1回戦
  • 20:20 女子シングルス1回戦
  • 22:00 男子シングルス1回戦

2日目/12月13日(金)

  • 11:00 女子シングルス1回戦
  • 12:40 男子シングルス1回戦
  • 15:00 混合ダブルス準決勝
  • 16:00 女子シングルス1回戦
  • 16:40 男子シングルス1回戦
  • 20:00 女子シングルス準々決勝
  • 20:50 男子シングルス準々決勝

3日目/12月14日(土)

  • 14:00 男子シングルス準々決勝
  • 15:40 混合ダブルス決勝
  • 20:00 女子シングルス準決勝
  • 21:40 男子シングルス準決勝

4日目/12月15日(日)

  • 14:00 男子ダブルス決勝
  • 14:50 女子シングルス決勝
  • 20:30 女子ダブルス決勝
  • 21:30 男子シングルス決勝

※時刻は全て日本時間

ITTFワールドツアーグランドファイナル2019:放送予定

1日目/12月12日(木)

<地上波>

<ネット>

2日目/12月13日(金)

<ネット>

3日目/12月14日(土)

<BS>

<ネット>

4日目/12月15日(日)

<BS>

<ネット>

出場日本人選手

男子シングルス

  • 張本智和(5位)
  • 水谷隼(14位)

女子シングルス

  • 伊藤美誠(4位)
  • 石川佳純(10位)
  • 平野美宇(11位)
  • 佐藤瞳(17位)

男子ダブルス

なし

女子ダブルス

  • 木原美悠(51位)/長﨑美柚(58位)
  • 芝田沙季(32位)/平野美宇(11位)

混合ダブルス

  • 水谷隼(14位)/伊藤美誠(4位)

※()内の順位は2019年12月の世界ランキング

注目選手

張本智和(2003年6月27日生まれ)

2017年にITTFワールドツアー男子シングルスを最年少優勝、昨年はITTFワールドツアーグランドファイナル男子シングルスで最年少優勝を果たし、今大会は連覇を目指す。今季はITTFワールドツアー・香港オープンで銀メダルを獲得し、好調をキープする。バックハンドと柔らかなボールタッチを武器に自ら仕掛けるスタイルが特徴。

伊藤美誠(2000年10月21日生まれ)

2016年リオデジャネイロ五輪に女子団体のメンバーとして出場し銅メダルを獲得。五輪卓球競技史上最年少の15歳でメダリストになった。今季は11月のオーストリアOPで優勝。現在、自己最高の世界ランク4位につけており、東京五輪女子シングルス代表入りが確実視される。バック表ソフトによる攻撃的なプレーが持ち味で、独特のテークバックで腰をひねらずに落とすフォアハンドのスマッシュを武器としている。

ITTFワールドツアーグランドファイナルとは?

ITTF(国際卓球連盟)が主催する、世界各地で開催される卓球の国際オープン大会であるITTFワールドツアーの年間最終戦として1996年に始まった。各種目ごとにワールドツアースタンディングの上位者によって選出された選手で年間王者を決定する。昨年大会では張本智和が男子シングルスで金メダルを獲得した。

シングルスはワールドツアースタンディングの上位15名と開催協会枠1名の計16名、ダブルスはワールドツアースタンディングの上位7組と開催協会枠1組の計8組に出場権が与えられる。

オリンピック出場関連情報

卓球の東京オリンピック日本代表選考については以下となる。

  • 2020年1月時点での世界ランキングで日本人男女各上位2人がシングルスの日本代表選手に選出
  • 3人目はダブルス代表となり、同ランキングだけでなくシングルス出場選手との相性なども加味して選出
  • 世界ランキングポイントは獲得から1年間のみ有効となり、2020年1月の締め日までに2018年度分のポイントはすべて消失する

東京オリンピック日本代表争い

シングルス男子では張本智和、女子は伊藤美誠の代表入りが確実で、残りの1枠をそれぞれ丹羽孝希と水谷隼、石川佳純と平野美宇が争う状況となっている。女子の石川と平野のポイント争いが今大会の焦点になる。

<男子>

  1. 張本智和:12465pts
  2. 丹羽孝希:9420pts
  3. 水谷隼:8925pts

<女子>

  1. 伊藤美誠:14310pts
  2. 石川佳純:10830pts
  3. 平野美宇:10695pts

グランドファイナル獲得ポイント(12月10日時点)

  • 優勝:2550pts
  • 準優勝:2040pts
  • ベスト4:1660pts
  • ベスト8:1275pts
  • ベスト16:1020pts
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