現地時間の1月18日、スイスで行われている『ローザンヌ2020ユースオリンピック』の女子アイスホッケーの2日目が行われ、アイスホッケー女子日本代表は初戦を迎えた。チェコ代表と対戦した日本チームは、4-1の逆転勝利を収め、好スタートを切った。
今大会の予選は、6チームが出場し、それぞれ3チームずつの2グループに分けられた。日本は、チェコ、スイスと同組のグループBに分けられた。前日、すでにスイスに延長負けを喫しているチェコは、立ち上がりから積極的に攻め上がり、第1ピリオドの2分56秒に先制する。
予選突破に向けて、ここで勝ち星が欲しい日本は、第2ピリオドで反撃を見せる。20分に伊藤麻琴(カワセミDaishinレディース)が同点ゴールを決めると、24分14秒に逆転。伊藤麻琴のアシストから、下向雛(カワセミDaishinレディース)が逆転ゴール。流れを掴むと、第3ピリオドでも、鎌田美南(道路建設ペリグリン)が3点目、再び伊藤麻琴が4点目を決め、突き放した。快勝した日本チームは、誕生日を迎えたアルト・シエピ監督にハッピーバースデーを歌い、祝福した。
好スタートを切った日本は、準決勝進出を決めた。翌19日に、スイスと対戦する。もう一方のグループAでは、2連勝を収めたスウェーデンが1位で準決勝進出を決めた。