【レスリング】アジア選手権4日目・結果|梨紗子、友香子の川井姉妹が金メダル!…日本勢の全選手が決勝進出と躍進

1 執筆者 鈴木花
川井梨紗子は妹の川井友香子とともに姉妹で金メダルを獲得した(写真は2019年世界選手権プレーオフ)

インドのニューデリーで開催中のレスリング『アジア選手権』が2月20日、第4日目を迎えた。女子53、57、62、65、72キロ級が行われ、女子57キロ級の川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)、同62キロ級の川井友香子(至学館大)の川井姉妹が金メダルを獲得した。同65キロ級の類家直美(至学館大)も優勝、同53キロ級の向田真優(至学館大)、同72キロ級進藤芽伊(日体大)も銀メダルと、日本勢の躍進が目立った。

女子57キロ級の川井梨紗子は、初戦の準々決勝から決勝まで、相手にポイントを取らせない完全優勝を果たした。初戦をウズベキスタンの選手に7-0、準決勝ではインドの選手に10-0、そして決勝ではモンゴルの選手に10-0の圧勝で優勝した。

同62キロ級の川井友香子(至学館大)は、初戦でキルギスの選手を6-1で破ると、準決勝でもインドの選手に5-2で勝利。決勝でもカザフスタンの選手に5-1で危なげなく勝利し、姉妹揃って金メダルを手にした。

同65キロ級の類家直美は、予選リーグを2戦2勝で勝ち抜いた。初戦で韓国の選手に11-0で勝利すると、インドの選手にも2-1で競り勝った。準決勝では、モンゴルの選手に11-3で勝利すると、決勝では予選で戦ったインドの選手と再戦。この試合は、2-0と相手にポイントを与えず、きっちり勝ちきり、金メダルを獲得した。

同53キロ級の向田真優は、初戦にあたる準々決勝でインドの選手に6-2で勝利。準決勝では、ベトナムの選手に10-0の完勝で決勝進出。決勝では、カザフスタンの選手を相手に、8-2とポイントで上回ったものの、フォール負けを喫した。

同72キロ級の進藤芽伊は、予選リーグ2試合を2勝し、準決勝進出。準決勝でも、インドの選手を相手に、12-1からフォールによる勝利。決勝では、カザフスタンの選手に1-2で競り負け、準優勝に終わった。

翌22日は、男子フリースタイル57、65、70、79、97キロ級が行われる。

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